2017年6月30日金曜日

Babies


本格的な夏がやってくる前に
そろそろ、みんな
独り立ちしなくっちゃ。


こんな小さな体でも
周りにお母さんの姿は
見当たりません。

がんばってますね!


ちゃんと虫、
捕まえられるかな。

緊張して、動き回って
疲れたら、
お昼寝です。


フットパスの木陰で
バタンキュー。


すやすや、脚を投げ出して
リラックスモード。

起こしてはかわいそうなので、
しばらく傍に座って
眺めていました。



お目覚め!


目が合うと大慌てで
森の中へ戻って行きました。


こちらはアオジの
巣立ち雛たち。


嘴の周りがまだ黄色く
残っていますね。


すぐ側の木には
親鳥の姿も。

きっと、エサの取り方や
仲間同士の付き合い方など
学んでる最中なのでしょう。

こんなハプニングもありました。

6月末は草刈りシーズン。



放っておくと、そこらじゅう
一面草に覆われてしまいますから、
こまめに作業に入ります。



広い草地は
トラクターにムアーをつけて
一気に刈ります。

今年は、残りの草の面積が
小さくなってきたところで、
突然、嘴の長いウズラ大の雛鳥が
飛び出してきました。




草の中に巣があったのか、
巣立ったばかりだったのか。


この顔立ち。
まさしくオオジシギの雛でしょう。

急降下し、尾羽を震わせ
大きな音をたてて
ディスプレイフライトをする
あの、別名「雷シギ」

このまま保護するべきなのかと
思案していると、
親鳥が近くに飛んできました。



すぐにリリースするべき!
と瞬時に判断。



雛は元気に
走り出しました。


ところが、その時
空から大きな黒いものが
飛んできました。

カラスです。

アッという間に
連れ去られてしまいました。

目の前で起きた悲劇。
ショックでした。

正しい判断だったのか否か。

毎年、フットパスにやって来る鳥ですが
調べてみると、なんと準絶滅危惧種。

9000kmも離れた越冬地、
オーストラリアから
はるばる繁殖にやっくる、
驚異の飛行能力を持つ
渡り鳥だそうです。

雛は、安易に離さず
研究者に托すべきだったのか。

モヤモヤしつつ、日本野鳥の会に
「オオジシギ保護調査プロジェクト」
という団体があるので
質問してみると、

「親から離して人間が飼育しても
野生で生きていく術が教えられず、
結局、生き延びられない可能性が高い。」

「彼らの巣は、専門家でも
簡単に見つからないので
いたしかたない事故だったこと。」

などなど優しいお言葉をいただき、
慰められました。

来年は、助言されたように
草刈りの時期を
少しだけ延ばしてみようか、と
夫と相談しました。




ベイビーたちが
無事に巣立つ7月上旬ごろまで。




2017年6月17日土曜日

生きもの万歳! いい気分。


雲の流れが速い日は
空を見上げるだけで楽しくなります。

限られた日数しかない
旅行中のお客さまは
降ったり、止んだりの
お天気に翻弄されたり、

泣く泣く
予定のコースを諦めたり、

「せっかく来たのに~・・・」
と嘆かれることが多いようですが。


住んでいる者にとっては
この移ろいが、たまりません。

ほら、雨が降ったので
花たちも大ヨロコビ♥

  

シャクヤク畑も
ほらっ、チラホラ ♪




 Café周りでは、いつも
小さなドラマがいっぱいです。


守り神、アオダイショウ登場に
はしゃぐスタッフ。


草刈り中にヨロコブ私。
ミヤマクワガタ発見!


やっぱりヘビは悪役なのか!?

静かな納屋で
弱肉強食。




 エゾハルゼミの
はかない一生。

元々、はかないのに
5年振りに
今の時期に霜が降り、
寒さにやられたのか
葉や幹につかまったまま
動かない子が
多数いました。


こちらは、食べて、


食べられる・・・、
エゾマイマイ。

さすが、正真正銘の
マイマイカブリだ。




繁殖中のベニマシコ。


道路にヤマゲラ!

警戒心の薄い
幼鳥なのかな?


曇り空の低気圧の中では、
高く飛べない虫たちをねらって
突如、超高速で飛び交う
無数のハリオアマツバメが
現れだしました。

大きな姿で、近くを通ると
風を切る羽音がものすごい!


初夏のカフェ、フットパス
よーく観察すると
結構ドラマチックですよ。

い~い気分♥


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6月18日日曜日は
都合により、
16時までの営業となります。

恐れ入りますが、
お早めのご来店
お願いいたします。


2017年6月5日月曜日

6月なので ♪


運動会シーズンの北海道ですが、
週末、こちらはあいにくのお天気。


朝方は4度、5度。
日中は冷たい風が吹き、
時折激しく雨が降り、
最高気温も
10度を下回りました。



朝さんぽにも、再び
ニット帽や手袋が必要に。

6月なのに・・・。



でも雨は、畑には
助かります。


先日、苗植えした畑は
カラカラでしたから。


カボチャにとうきび。


ズッキーニ。


馬鈴薯はようやく
葉が出たところ。


玉葱は最初の葉が
枯れ始め、ギリギリでした。


本日、月曜日は快晴!
20度まで上がるそう。



 湿った土に
日が当たると・・・


モクモク湯気のよう。

さあ、晴れたら
また草刈りです。



広い敷地、あっちも、こっちも。

何日やっても
なかなか終わりません。



タイヘンなこった。

たまには、こんなハプニングも・・・。


切った草の中に、
あららら。


ごめんなさい。

あわてて草で覆ってみますが、


たぶんダメでしょうねぇ。


キレイに刈り込むと
こんなにスッキリ!




 歩きやすくなったのか、
Café近くまで
こんな訪問者たちが。





日が射すの森の中ではカッコウや
エゾハルゼミの声が、また響き、



 朝夕にはノビタキたちの囀りや
オオジシギの求愛の急降下の
羽音もまだ聞こえてきます。



たっぷり水を含んだCafé周りの花たちは
もう、そろそろ咲きそろうことでしょう。






そう、もう6月ですから。


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アスパラ販売は終了いたしました。

たくさんのご来店
ありがとうございました。


今日の十勝岳、
なんだか煙が高いです。

予兆 !?