本格的な夏がやってくる前に
そろそろ、みんな
独り立ちしなくっちゃ。
独り立ちしなくっちゃ。
こんな小さな体でも
周りにお母さんの姿は
見当たりません。
がんばってますね!
ちゃんと虫、
捕まえられるかな。
緊張して、動き回って
疲れたら、
お昼寝です。
フットパスの木陰で
バタンキュー。
お目覚め!
こちらはアオジの
巣立ち雛たち。
嘴の周りがまだ黄色く
残っていますね。
すぐ側の木には
親鳥の姿も。
きっと、エサの取り方や
仲間同士の付き合い方など
学んでる最中なのでしょう。
こんなハプニングもありました。
6月末は草刈りシーズン。
放っておくと、そこらじゅう
一面草に覆われてしまいますから、
こまめに作業に入ります。
広い草地は
トラクターにムアーをつけて
一気に刈ります。
今年は、残りの草の面積が
小さくなってきたところで、
突然、嘴の長いウズラ大の雛鳥が
飛び出してきました。
草の中に巣があったのか、
巣立ったばかりだったのか。
この顔立ち。
まさしくオオジシギの雛でしょう。
急降下し、尾羽を震わせ
大きな音をたてて
ディスプレイフライトをする
あの、別名「雷シギ」
このまま保護するべきなのかと
思案していると、
親鳥が近くに飛んできました。
すぐにリリースするべき!
と瞬時に判断。
雛は元気に
走り出しました。
ところが、その時
空から大きな黒いものが
飛んできました。
カラスです。
アッという間に
連れ去られてしまいました。
目の前で起きた悲劇。
ショックでした。
正しい判断だったのか否か。
毎年、フットパスにやって来る鳥ですが
調べてみると、なんと準絶滅危惧種。
9000kmも離れた越冬地、
オーストラリアから
はるばる繁殖にやっくる、
驚異の飛行能力を持つ
渡り鳥だそうです。
雛は、安易に離さず
研究者に托すべきだったのか。
モヤモヤしつつ、日本野鳥の会に
「オオジシギ保護調査プロジェクト」
という団体があるので
質問してみると、
「親から離して人間が飼育しても
野生で生きていく術が教えられず、
結局、生き延びられない可能性が高い。」
「彼らの巣は、専門家でも
簡単に見つからないので
いたしかたない事故だったこと。」
などなど優しいお言葉をいただき、
慰められました。
来年は、助言されたように
草刈りの時期を
少しだけ延ばしてみようか、と
夫と相談しました。
ベイビーたちが
無事に巣立つ7月上旬ごろまで。
疲れたら、
お昼寝です。
フットパスの木陰で
バタンキュー。
すやすや、脚を投げ出して
リラックスモード。
起こしてはかわいそうなので、
しばらく傍に座って
眺めていました。
目が合うと大慌てで
森の中へ戻って行きました。
こちらはアオジの
巣立ち雛たち。
残っていますね。
親鳥の姿も。
きっと、エサの取り方や
仲間同士の付き合い方など
学んでる最中なのでしょう。
こんなハプニングもありました。
6月末は草刈りシーズン。
放っておくと、そこらじゅう
一面草に覆われてしまいますから、
こまめに作業に入ります。
広い草地は
トラクターにムアーをつけて
一気に刈ります。
今年は、残りの草の面積が
小さくなってきたところで、
突然、嘴の長いウズラ大の雛鳥が
飛び出してきました。
草の中に巣があったのか、
巣立ったばかりだったのか。
この顔立ち。
まさしくオオジシギの雛でしょう。
大きな音をたてて
ディスプレイフライトをする
あの、別名「雷シギ」
このまま保護するべきなのかと
思案していると、
親鳥が近くに飛んできました。
すぐにリリースするべき!
と瞬時に判断。
雛は元気に
走り出しました。
ところが、その時
空から大きな黒いものが
飛んできました。
カラスです。
アッという間に
連れ去られてしまいました。
目の前で起きた悲劇。
ショックでした。
正しい判断だったのか否か。
毎年、フットパスにやって来る鳥ですが
調べてみると、なんと準絶滅危惧種。
9000kmも離れた越冬地、
オーストラリアから
はるばる繁殖にやっくる、
驚異の飛行能力を持つ
渡り鳥だそうです。
雛は、安易に離さず
研究者に托すべきだったのか。
モヤモヤしつつ、日本野鳥の会に
「オオジシギ保護調査プロジェクト」
という団体があるので
質問してみると、
「親から離して人間が飼育しても
野生で生きていく術が教えられず、
結局、生き延びられない可能性が高い。」
「彼らの巣は、専門家でも
簡単に見つからないので
いたしかたない事故だったこと。」
などなど優しいお言葉をいただき、
慰められました。
来年は、助言されたように
草刈りの時期を
少しだけ延ばしてみようか、と
夫と相談しました。
ベイビーたちが
無事に巣立つ7月上旬ごろまで。